症状が安定している患者様にご利用いただき月に30~40件のオンライン診療を実施しています
当院は常勤の医師1名、非常勤の医師2名の3名体制で診療を行っています。 診療科目は、泌尿器科、外科、内科、皮膚科、婦人科ですが、オンライン診療では婦人科のみを扱っています。
新型コロナウィルス感染症の拡大防止のために、導入を検討しました。インターネットで情報収集を行い、厚労省のホームページも良く確認するようにしていました。 ルナルナメディコを導入していた為、ルナルナ オンライン診療を導入しています。
月に平均で30~40件のオンライン診療を行っています。 1週間のうち、3日から4日ほどオンライン診療を行う日を決めて、 ・9:30~12:00 ・14:00~17:00 の時間帯のいずれかで15分枠を設けています。
症状が安定している患者様に、対面診療時に医師からオンライン診療についてご説明をし、ご利用を促しています。 年代としては10代から50代と幅広く、症状が安定している方の他、遠方にお住まいの方、新型コロナウイルス感染症が心配な方、本人もしくは家族がコロナウイルスの感染者が多い地域への外出があった方がご利用されています。
満足度は高く、継続利用されている患者様が多い印象です。
顔が見える診療なので、電話再診より安心感があります。 ただ、患者さん側のWi-Fi環境が良くない場所での診療は、すぐにフリーズするため、患者様にとっても医療機関にとってもストレスになってしまうと感じています。 以下はスタッフからの要望です。 ・トラブルが起きた際、スムーズにご返答いただけると助かります。 ・予約時間内に診療を開始できなかった場合、追加作業が発生してしまうのでその点は改善していただきたいです。 ・患者さんのログイン後待機時間が長くなった場合、再ログインしていただく必要があるので、その点の改善も期待しています。 よりスムーズに診療が進められるよう、オンラインの精度をあげていく必要があると思います。
当初、遠方の患者さんからは「病院に行かなくてもいいし、長時間待たなくてもいい」と好評でした。 しかしながら、日本医師会は「患者さんの利便性という理由でオンラインを使用することは控えるように」と勧告を出していますので、現段階ではあくまでも、コロナ禍対応という観点でのオンライン診療を心掛けたいと思っております。
オンライン診療ですべてが解決するわけではなく、現段階では、やや医療側の負担が多い診療だと思う部分があります。対面診療より減収になってしまうことも気になる点です。 しかしながら、コロナ禍という特殊な状況下では、経過が順調な患者さんの再診はオンラインが活躍してくれることは間違いありません。
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